インフレーション成形機の生産量とエネルギー使用量を比較する方法
生産量の数値は、同じ製品と測定基準を示す場合に比較に使えます。設備を比較する前に、各数値の配合、フィルム寸法、品質基準、運転期間を合意してください。
製品条件を定義する
樹脂グレードまたは配合、フィルム構成、幅、厚さを記録します。合格判定項目と必要なロール形式も特定してください。複数製品を予定する場合は、重要な条件を選び個別に評価します。
提案には最大押出量、短時間の実演結果、長時間運転の平均値などが記載されることがあります。何の量を報告しているのか、取得条件は何かをメーカーに確認してください。
押出量、完成フィルム生産量、後工程の製袋生産量を区別します。複数工程を含む計画では、接続条件と工程間の生産バランスも検討する必要があります。
合意した期間の合格フィルムを測定する
実用的な指標の一つは次のとおりです。
合格フィルム生産量 (kg/h) = 合意基準を満たすフィルムの正味質量 / 測定経過時間(時間)。
フィルムの計量方法、巻芯や包装材の除外、合格・不合格フィルムの区分を定めます。測定開始と終了を記録し、立上げ、品種切替、計画停止を含むか明示してください。
生産計画では、安定運転中の性能と、代表的な生産スケジュール全体の性能を分けて記録すると役立つ場合があります。スケジュールには購入者の運用に関係する切替と停止を反映します。
エネルギー測定の対象範囲をそろえる
対応する比較指標は次のとおりです。
単位合格生産量当たりの消費電力量 (kWh/kg) = 明示した対象範囲で測定した電力量 / 同じ期間に生産した合格フィルムの正味質量。
対象範囲が押出部、ライン全体、指定した補助設備のどれを含むか明記します。別途供給のユーティリティと除外項目も記録してください。
設置モーターやヒーターの出力は設備の定格を示します。実測のエネルギー結果には、運転期間、計測対象範囲、合格生産量が必要です。別の試運転で比較可能な方法を使えるよう、これらの情報を結果とともに保管してください。
品質と切替も生産量とともに記録する
生産量の増加は、フィルムが要求を満たす場合に計画へ貢献します。生産量記録と一緒に厚さ測定、外観、ロール状態を確認してください。印刷、シール、加工が仕様に含まれる場合は後工程の試験も加えます。
複数の配合やサイズを扱う場合は、切替手順、所要時間、使用材料、切替後の合格フィルムを文書化します。一製品の結果を未試験の生産範囲へ広げないでください。
後で検討できる試運転記録を作る
| 記録 | 明示する内容 |
|---|---|
| 製品 | 配合、材料ロット、構成、フィルム寸法 |
| 設備構成 | 機種、オプション、補助設備 |
| 時間 | 測定期間、停止、切替 |
| 生産 | 合格正味質量と不合格材 |
| 品質 | 合意項目、サンプル、測定方法 |
| 電力 | 計測範囲、期間、実測消費量 |
どの観察結果を受入判断に用い、未解決事項をどう確認するか合意します。動画や単独の表示値だけに頼らず、最終構成と試運転記録を保管してください。
インフレーション成形機の製品群には公開機種情報があります。RFQチェックリストで製品条件を定め、技術担当者と必要生産量と試運転基準を相談してください。